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風船と銃

君がどんなに間違っていようと、その間違いに美しさがある。そういう君を私は好きなんだ。事の煮え切らぬ侭なら、私がそれを先きに喰ってかかろう。それとも、君が試してみるか?

私は絶望の丘を風船のように愉快に浮遊して、グルグル廻っていられる。そして君はどうだ。失ってはならないものを一足早く見つけてしまって気取っているつもりなら、君は枯れ葉が風に吹かれるや不吉な予感を呑み込まずには居られないのではないか?