1995
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(1)
Suppression (after Art)
世界は反転するはずだった
好奇に膨らむ心の
快悦へ接触するぼくは
どれにもまして鈍感だった
世界は奇妙であるはずだった
調律された跫音の
ひとりでに響くぼくは
いつにもまして感覚を離れ
理性へ先にしがみついていた
瞑目のうちにあった彼女が
楽しそうに話している
碎けて散った断片の間を
砂のように流れる時間が
終わろうとしている
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