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虚栄

好いように評価されたとき

心に臆するあるものが
漂うそのマに話は過ぎて
任せておいた成行きが
刻々と鋭さをましながら
私の喉を突き詰める

言うべきか
言わざるべきか
態々云うよな事じゃない
然れば黙して丈夫のはずが
一体何奴が推すのやら
まるで定めに似た不安が
此方周囲に寄り合う始末

をい!猛々しく我が身を曝せ
その飛んでもない性質を
元或る場所に戻すときだ、と
いまならそう思える
人の死角に潜んだところで
一体誰が私を見つける
そう、それこそ恐ろしい
闇夜も喰らう審明な心が