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情熱

夜の淵の息遣い、
そのリズムはかつての、
いやそれ以上に巨きな、
運命の足跡を刻むように、
力強く、然れど静かで音もなく、
光もない、情熱の核動。
微細な孔洞に臆病な手を入れて、
刹那に燃え失せる感触を確かめよ、
君に相応しい、高貴な消失を。