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前方

朝、早起き、トースター。

平凡な羅列の中に玉響の情が明ける。縮こまるようなくしゃみと共に。陽は高く、迷いもなく、お見事に。

世は私的に大事なまでの才智を私に授けてしまったので、競り合う俊足のチーターが横へ振り向けば、なんということだ、夕焼けが美しい。
既に先を走る私を忘れて、野生へと戻ってしまった友よ、如何なる強力な物語を織り成しているだろうかと、楽しみである。友よ、前衛とは何だ。友よ、私たちがそれだというのを、誰が純粋な眼差しで見得るとやいう。世が私を見守るうちは、私は普通より少し気狂いであるらしい。