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雨のしとしと、髪の毛一本抜けたるを見つけ、
ひらひらと、塵箱に落とす。
滴は垂れて、挨拶交わす蛙どもに、
レモングラスの香りをどうぞ。昼。
音を拾い、丁寧に仕上げたら、
一丁手前の喉上げて、歌い転げて夜半におやすみ。
蛍の月、未だ知られぬ稚児たちの、紅起つ頬へ接吻を。