きみはぼくらじゃない
あの言葉...
あっちいけ あっちへいけ
はなれ きりとり わかれ きえゆく どこまでも
どこまでもとおく ひろがって
あの果てへ
ぼくらのしらないあの果てへゆけ!
天の川を越え
アンドロメダを越え
くだけ かさなり うもれ かわりゆく
きみはぼくらじゃない
あの声を...
丸く輝く月の夜に
静かな横断歩道の前で
男の子はかなしくて泣いていた
青信号になっても
一人静かに
そのままに泣いていた
横断歩道を渡り
先へ歩いて振り返っても
男の子はかなしくて泣いていた
あのまま動くことなく
遠ざかっていった
あっちはどこまでも遠かった
果てを探していた
止まりたかった
どこまで歩いても
どこにもなかった
空飛ぶ鳥はどこへ行ったのだろう
アンタレスはいつも同じところにいる
同じ世界のなかでは
あっちはどこまでも遠かった
はじまりもない おわりも
輝きは失せ
やがて暗やみ
尽き果てる
カタストローフ
そして
目醒め